あなたがすべて。
暫くすると、
パパが2階から降りてきた。


その手には
仕事に行きにしては大きすぎる鞄が握られていた。


「亜里沙…」


私が帰ってくるとは
思っていなかったのか
パパは少し困惑しているようで固まっていた。

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