あなたがすべて。
「えっ、まぢで?
亜里沙それ本当に言ってんの?」


私の返答に
今度は博夜がパニック状態。


「はぁー」


すると今度は
ため息が聞こえてきた。


ため息の主を見ると
聡美が呆れた顔で
私と博夜を見ていた。


「二人で盛り上がってるとこ悪いけど
私の存在忘れてない?」


「『あっ・・・』」


私と博夜は
同時に声を出していた。


< 56 / 62 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop