Love Flower〜かけがえのないもの〜
・最悪な出会い
次の日
私は遅刻せずに出席していた。
あぁ〜眠た…。
遅刻常習犯の私が
ちゃんと出席してるなんて奇跡だよ。
こんなに眠いなら
もうちょい寝てればよかったかなぁ…
でも
入学してすぐ目つけられると
厄介だし…仕方ない。
ぼーーっとして
ふと後ろの扉をを見ると
扉がゆっくりと
一人でに開いていくのが目に入った
少し驚いたが
原因はすぐにわかった
その"原因"が入ってくると同時に―――
「栗原さん。
見えてますよ?
小動物じゃないんだから
そんなふうに歩いてないで
早く席に着きましょうね?」