エンジェルティアーズ
「つーか、お前、せっかく風呂沸かしたのに入ってないだろ?俺シャワーだけだから、あったまってこい。」


「だってさー、あなた寝てたし。なんか悪いかなって。」


「俺にあんまそういうのに気を遣わなくていいから。」

修は着替えてから、新しくかってあったシャツとトランクスを取り出した。


「はい。これやるから。入ってこい。初めに言っとくが、お前に手を出すつもりはないから、安心しろ。以上。」



女は笑顔で受け取ると、バスルームに向かった。



修は何故か照れ臭くなった。


なんかかっこ悪い。


修はあくびをしながら、空腹感を覚えキッチンに向かった。



冷蔵庫の中から、ビールを取り出し一口飲む。

「あぁ、うまい。」


そして、キッチンのシンクの棚に入っていた、カップ麺を二つ取り出す。


鍋に水を入れ、火にかける。

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