ONESTAR
「ふう、おなかいっぱい。ね、おいしいでしょ、店長さんの料理。あ、ヨシアキ大丈夫?あんなにいっぱい飲んだりして。」

やめてくれ。

もういい。

もういいから。

どうして俺の前でまで、芝居を続けなくちゃならない?

「どうしたの?気持ち悪いの?」

俺の手を取ってねーちゃんが聞いた。

「……もう……いいよ・・・・・・・・・・ねーちゃ……」

「ヨシアキ?」
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