ONESTAR
「え?」

「わかったよ。人に教えるのって初めてだし、俺も専門学校に行って勉強したわけじゃないから、がっかりするかもしれないけど。」

「ほ、本当ですか?!有難うございます!!」

思わず顔を上げ、それからもう一度深々と頭をさげる。

やった!!

頭を下げながら、心の中で拳を握り締める。

ミッション成功じゃね?!

「明日からいいですか?!これくらいの時間に来ます!!良かったら、夜店も手伝いますけど。」

「いや、それはいいよ。まだ未成年だし、夜遅くなるし。仕込みまでってことで。」

「はい!有難うございます!!」

よしよしよしよし。
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