ONESTAR
月まで行けるラブコール
「あ、ヨシアキ、あたし。
頼みたいことがあるの。」
それだけ言うとねーちゃんは、俺の返事を待った。
バンドの練習からさっき戻ってきてシャワーを浴び、
自分の部屋に戻ったばかりの俺は、
パンツ一枚で部屋の真ん中に携帯持って立ち尽くしてる。
「……ダメ、かな?」
あんまり俺が黙ってるもんだから、
ためらいがちにねーちゃんがそう言った。
頼みたいことがあるの。」
それだけ言うとねーちゃんは、俺の返事を待った。
バンドの練習からさっき戻ってきてシャワーを浴び、
自分の部屋に戻ったばかりの俺は、
パンツ一枚で部屋の真ん中に携帯持って立ち尽くしてる。
「……ダメ、かな?」
あんまり俺が黙ってるもんだから、
ためらいがちにねーちゃんがそう言った。