ONESTAR
「ああ。」
やっぱりその話か。
「聞いてないの?俺、勉強してんだよ。」
「さっき、聞いた。今日は勉強を教えてもらいに行ってるから帰りが遅くなると思いますけどって。」
それでも待つって言ったわけね。
どんな大事な用件かと思えば。
そういえばこいつ、新曲のアレンジ凝りたいって言ってたもんな。
「そうそう、こないだのテスト、結果悪くてさ。おふくろかなり頭に来てるみたいで、次のテスト本腰入れないとヤバいわけよ、俺も。」
「じゃ、何で携帯までつながらないわけ?」
「けっこううるさい先生でさ、勉強中は切っとけって言われんだよね。」
と、言うのはもちろんウソで、俺の意思で切ってる。
だって店長んとこで鳴ったらうっとうしいじゃん。
やっぱりその話か。
「聞いてないの?俺、勉強してんだよ。」
「さっき、聞いた。今日は勉強を教えてもらいに行ってるから帰りが遅くなると思いますけどって。」
それでも待つって言ったわけね。
どんな大事な用件かと思えば。
そういえばこいつ、新曲のアレンジ凝りたいって言ってたもんな。
「そうそう、こないだのテスト、結果悪くてさ。おふくろかなり頭に来てるみたいで、次のテスト本腰入れないとヤバいわけよ、俺も。」
「じゃ、何で携帯までつながらないわけ?」
「けっこううるさい先生でさ、勉強中は切っとけって言われんだよね。」
と、言うのはもちろんウソで、俺の意思で切ってる。
だって店長んとこで鳴ったらうっとうしいじゃん。