ONESTAR
「あ、あの、ヨシオカさんとおつきあいされてること知ってます。
でも、でも、あたし、
この気持ちだけはどうしても伝え………」
震える声の告白を無視して、そのまま通り過ぎる。
校門の前で出待ちなんかするなっつーの。
俺が3歩歩いてから決死の告白を無視された事に気づいた女は、
慌てて俺に走り寄り、涙目で訴えた。
「ヤマザキ君!お願い!
読んでくれるだけでいいの!
メーワクなのはわかってる!
でも、あたし、それで諦めるから。
この想いを伝えないとあたし、
諦めることも出来な……」
でも、でも、あたし、
この気持ちだけはどうしても伝え………」
震える声の告白を無視して、そのまま通り過ぎる。
校門の前で出待ちなんかするなっつーの。
俺が3歩歩いてから決死の告白を無視された事に気づいた女は、
慌てて俺に走り寄り、涙目で訴えた。
「ヤマザキ君!お願い!
読んでくれるだけでいいの!
メーワクなのはわかってる!
でも、あたし、それで諦めるから。
この想いを伝えないとあたし、
諦めることも出来な……」