ONESTAR
ねーちゃんは、サラダの上に乗ってたエビだけをフォークに突き刺して口に入れたところで、
俺に向き直ると、「なあに?」と言う代わりに、
フォークを咥えたまま小首を傾げた。
かわいすぎるっっ
エビ、
エビになりたい。
エビになってねーちゃんの口の中に入りたい。
「なあに?」
あんまり俺が黙ってるもんだから、ねーちゃんはおいしくエビを食べた後、声に出して聞いた。
何の話でしたっけ?!
落ち着け。
落ち着け、俺。
何しに来たんだ。
エビになりに来たんじゃないだろ。
俺に向き直ると、「なあに?」と言う代わりに、
フォークを咥えたまま小首を傾げた。
かわいすぎるっっ
エビ、
エビになりたい。
エビになってねーちゃんの口の中に入りたい。
「なあに?」
あんまり俺が黙ってるもんだから、ねーちゃんはおいしくエビを食べた後、声に出して聞いた。
何の話でしたっけ?!
落ち着け。
落ち着け、俺。
何しに来たんだ。
エビになりに来たんじゃないだろ。