ONESTAR
だって、俺、

徹夜……明け…………


「うそっ!!」

ねーちゃんの叫ぶ声で目が覚めた。

寝てたの?!俺!!

時計を見る。

ねーちゃんがウソっと言うのも無理はない時間だった。

12:12。

「マジでっ?!」

俺も叫ぶ。

さっき、

さっきまで俺、ねーちゃんの肩抱いて、

幸せだーとか思ってて、

あれから4時間は寝てる。
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