ONESTAR
「送る!送るわ、トモミちゃん!!宅配で!!いつがお休みなの?!」
「今度のお休みは日曜なんだけど、午前中はちょっと用があって……」
「あ、ああ、そう、そうね。お菓子を作ってるのよね?」
「恥ずかしい、広まってるんだ。ヨシアキしゃべったのね。」
ねーちゃんが、笑いながら俺を見る。
見るの?
俺を?
は。
「おいしかったわ、あのシュークリーム。ねえ、ヨシアキ。」
あんたまで話しかけんのか。
今ここで、俺、
叫び出さずに立ってるだけで精一杯だってのに?
「今度のお休みは日曜なんだけど、午前中はちょっと用があって……」
「あ、ああ、そう、そうね。お菓子を作ってるのよね?」
「恥ずかしい、広まってるんだ。ヨシアキしゃべったのね。」
ねーちゃんが、笑いながら俺を見る。
見るの?
俺を?
は。
「おいしかったわ、あのシュークリーム。ねえ、ヨシアキ。」
あんたまで話しかけんのか。
今ここで、俺、
叫び出さずに立ってるだけで精一杯だってのに?