ONESTAR
オムライスの夕食を終え、ストロベリーとクッキーアンドクリームのアイスクリームを半分こし、
お互いの近況を当たり障りのない程度で話し合い、10時を過ぎたところでねーちゃんが「早く帰らないと心配してるよ。」と言い、「今日はごめんね。本当にありがとう。」と笑顔で送り出された。
今度、この笑顔に会えるのはいつなんだろう。
そのまま家にまっすぐ帰る気にはなれなくて、行きつけのライブハウスに行った。
身内だけで盛り上がってるような下手くそな大学生バンドが演奏する中、しこたま胃に酒を流し込む作業に没頭した。
「……ダサ過ぎ……」
ダサ過ぎた。
何もかも。
お互いの近況を当たり障りのない程度で話し合い、10時を過ぎたところでねーちゃんが「早く帰らないと心配してるよ。」と言い、「今日はごめんね。本当にありがとう。」と笑顔で送り出された。
今度、この笑顔に会えるのはいつなんだろう。
そのまま家にまっすぐ帰る気にはなれなくて、行きつけのライブハウスに行った。
身内だけで盛り上がってるような下手くそな大学生バンドが演奏する中、しこたま胃に酒を流し込む作業に没頭した。
「……ダサ過ぎ……」
ダサ過ぎた。
何もかも。