ONESTAR
「何が観たい?」
「恋する季節。」
なんじゃそりゃ。
すげータイトルだなと思いながら、リホコの頬に唇をつける。
馴れ合った肌を合わせた瞬間、胸の奥で広がる感情は、愛しさでも、安堵でもなくて。
だけどリホコは、俺よりも先に気づいてる。
だってお互いこんな都合のいい相手はいないから。
「今から行こうぜ。」
「ダメ。出席日数足りなくなるわよ。授業終わったら迎えに来てよ。」
「はいはい。」
「恋する季節。」
なんじゃそりゃ。
すげータイトルだなと思いながら、リホコの頬に唇をつける。
馴れ合った肌を合わせた瞬間、胸の奥で広がる感情は、愛しさでも、安堵でもなくて。
だけどリホコは、俺よりも先に気づいてる。
だってお互いこんな都合のいい相手はいないから。
「今から行こうぜ。」
「ダメ。出席日数足りなくなるわよ。授業終わったら迎えに来てよ。」
「はいはい。」