【第二部】鬼に愛された女


ふと、頬に柔らかい感触のするものが押し当てられた


「え……」


なにが起こっているのか理解できなかった琥珀は、すぐにまぶたを開いてしまった


すると、鋼が琥珀の頬に口づけをしていたのだ


「こ、鋼!///」


「おまじないです。あなたなら大丈夫です」


おまじないって……


私、期待しちゃうよ?








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