【第二部】鬼に愛された女


「近江、心配してくれてありがとう。私、自分で何とかするわ」


「……琥珀様」


「だから安心して。ね?それよりものどが渇いたからお水持ってきてくれる?」


「……はい。かしこまりました」


ぎこちなく微笑み、近江は琥珀に言われたとおりに水を取りに行ってしまった








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