【第二部】鬼に愛された女


鋼はそんな私を見てため息をつい




何よこの人!


ちょっとくらい心配してくれたっ

て良いじゃない


頬を膨らまして怒っていると、鋼

が私の顔を心配そうに覗いてきた


「……お腹でも空いたのですか?」


カチン……




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