【第二部】鬼に愛された女


「今日だけは美月に甘えてもいいか?」


美月の頬に触れ、上目づかいで美月を見上げる


「……今日、だけですよ?」


美月は戸惑いながらも、神威の要求をのんだ


神威の頬に触れてから、目にかかった前髪をはらう


神威様の髪、意外と柔らかいです


それから神威様が大きな子供みたいに見えるわ


そう思うと、美月は自然に笑顔になる





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