【第二部】鬼に愛された女


「琥珀」


京介はなんとなく姪っ子の名を呼んでみる


寝ているから返事もしないしこちらを見ない


月子にそっくりだな


優しく頭を撫でると、琥珀の額と自分の額をあわせ始めた


「俺が責任をもって最後まで面倒みるからな」


もうなにも失いたくない

だから、自分の身を守るためにも俺が陰陽術を教えてやる


月子、俺が面倒みるからな


絶対最後まで育てるからな











絶対に…… ―完―




< 287 / 287 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:34

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

そして天使は闇へ堕ちる

総文字数/82,082

ファンタジー264ページ

表紙を見る
鬼に愛された女

総文字数/80,792

ファンタジー361ページ

表紙を見る
【番外編】鬼に愛された女【鋼編】

総文字数/9,038

ファンタジー62ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop