翔る。



ちょ、ちょっと待って?


こいつは昨日の刀の男よね?




…ってことは、夢…じゃない。


夢じゃ…ないの?



今さらだがやっと現実を把握した。


私は全く知らない土地にいる

全くわけのわからないことに巻き込まれているのだ、と。




「おい!!聞いているのか!!」




刀の男が昨日とは違う意味で怖く感じた。


殺されそうだから怖い、とかじゃなくてもっと別の意味で。





何もかもが非現実的すぎて…













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