追憶の蓋
怠慢な太陽
ライトがおとす影が

長くのびて


夕方のにおいが 

ノスタルジックを呼び起こす

そんな

なんのへんてつもない初秋に


あたしは

見つけてしまった


彼の

・・・・・・・・・・あの人の

この世にいた痕跡
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