ストーカー
第一章
嫌われ者
2008年、夏。
「姫野さん、誕生日おめでとう」
同僚の斎藤は小包を差し出す。
「ありがとう」
理想出版に勤める私は、自分でも驚く程の美人さで、人気を集めていた。
「おめでとう」
「おめでとう!」
様々な男性からプレゼントを貰う。
「ちょっとー! 少し美人だからって止めてもらえません〜?」
入社したばかりの元ギャル娘、紀山が髪をイジリながらひがむ。
「千晴ちゃん、すねないの〜。千晴ちゃんが誕生日の時はプレゼント上げるからね〜」
同じく同僚の岡田が、紀山の相手をする。
噂では、紀山と岡田は付き合っているだとか…。
「姫野さん、誕生日おめでとう」
同僚の斎藤は小包を差し出す。
「ありがとう」
理想出版に勤める私は、自分でも驚く程の美人さで、人気を集めていた。
「おめでとう」
「おめでとう!」
様々な男性からプレゼントを貰う。
「ちょっとー! 少し美人だからって止めてもらえません〜?」
入社したばかりの元ギャル娘、紀山が髪をイジリながらひがむ。
「千晴ちゃん、すねないの〜。千晴ちゃんが誕生日の時はプレゼント上げるからね〜」
同じく同僚の岡田が、紀山の相手をする。
噂では、紀山と岡田は付き合っているだとか…。