ストーカー
「確かに…確かに私は同僚達しか家に入れたことがない。そ、それに、同僚達は私とずっと一緒だった。一人を除いて…」
私はゆっくりと紀山を見た。
「ちょっと待って下さいよ! 私が盗聴機を仕掛けたと言うんですか!?」
加地が押す。
「誰も盗聴機なんて言っていないけど?」
「い、今の話しを聞いてたら電話に盗聴機が仕掛けられてることぐらい察知しますよ…」
「だけど、アナタしか仕掛ける時がなかったわ」
「違うって言ってるでしょ!! 私はシャワーを浴びていただけよ! 寝室になんか行ってないわ!」
私はゆっくりと紀山を見た。
「ちょっと待って下さいよ! 私が盗聴機を仕掛けたと言うんですか!?」
加地が押す。
「誰も盗聴機なんて言っていないけど?」
「い、今の話しを聞いてたら電話に盗聴機が仕掛けられてることぐらい察知しますよ…」
「だけど、アナタしか仕掛ける時がなかったわ」
「違うって言ってるでしょ!! 私はシャワーを浴びていただけよ! 寝室になんか行ってないわ!」