ストーカー
私と共に働いていた仲間は皆消えた。

仲間?

違うか…。


とにもかくにも、全てに、終止符を打ったのだ。





と、思った。


私は家に戻った。

ポストを確認すると、茶封筒が入っていた。


家の中に入って、茶封筒の中身を確認してみた。



嫌…

嫌……

嫌………!

嫌…………!!


私の写っている写真が幾多も出てくる。


プルル! プルル!


電話が鳴る。

私はビクリとした。


ゆっくりと受話器を取る。

「もしもし…」


すると、ヘリウムガスで声を変えた声。

「今日も綺麗だったね〜。レ・イ・ちゃん」
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