僕は
第45章
45
「もう春ね」
「ああ。曇ったり、雨降ったりしてるけど、温度が高いからな」
「敬一もずっとお仕事頑張ってきたからね。そろそろここら辺りで休んでもいいんじゃない?」
「そうだな。俺もそう思ってた。……旅行の計画は立ってるんだろ?」
「ええ」
三月上旬のとある日の昼休み中に、僕の個室に江美が来ていたので、コーヒーを飲みながら話をしていた。
今回は離島に行く計画が持ち上がっていて、何かしら楽しみである。
赤道から少し南側に位置するところに、常夏の島、ファンガルー島がある。
海が綺麗で、反対側の山の方には野生の木々が生い茂っている南国だ。
すでに江美が旅行の手配をしているようだった。
僕もずっと業務が続き、疲れている。
「もう春ね」
「ああ。曇ったり、雨降ったりしてるけど、温度が高いからな」
「敬一もずっとお仕事頑張ってきたからね。そろそろここら辺りで休んでもいいんじゃない?」
「そうだな。俺もそう思ってた。……旅行の計画は立ってるんだろ?」
「ええ」
三月上旬のとある日の昼休み中に、僕の個室に江美が来ていたので、コーヒーを飲みながら話をしていた。
今回は離島に行く計画が持ち上がっていて、何かしら楽しみである。
赤道から少し南側に位置するところに、常夏の島、ファンガルー島がある。
海が綺麗で、反対側の山の方には野生の木々が生い茂っている南国だ。
すでに江美が旅行の手配をしているようだった。
僕もずっと業務が続き、疲れている。