キミマデ
「///そっそんな事ないよ!!!///」

「あやしい。そんなにあせるなんて、絶対何かあったでしょ??」

「///ないっ何にもないよぉ。///」

必死になって否定する、あたしを見て、ニヤッと不適な笑みをするあーちゃん。

『うっ。この笑顔…。逃げなきゃ!!!』

何て思った時は、遅かった。

「あたしに隠し事なんて、お母さんは、そんな子に育てた覚えはないわよ!!おしおきだぁ〜!!!!!」

あーちゃん…。いつからお母さんキャラになったの??

「あはは。くすぐったい。やめてよ、あーちゃん。」

あーちゃんは、あたしの弱点の脇腹を人目を気にせずくすぐってきた。

「こんなトコで何やってんの??」

じゃれあってるあたしたちに、かけられた声。

この声は…。

「あっ、ゆうと。」

あーちゃんの彼氏、優人君だ。

「おはよう。」

「おはよう、ハニー。」

ハニーって。この2人は朝からアツアツ。
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