危険な彼にご用心!?
別に、行きたいから行く訳じゃないんだよ?ただ今日は、ちょうど暇だったし。あたしもちょうど映画見に行きたかったし。修也に断ったら、可哀想だからって思ったから今日行くだけ!!!

自分に言い訳をしている内に、公園についた。
時間はピッタリ。
修也はもう来ていた。
「時間ピッタリ♪早く会いたかった?」
みんなにやる、いい人の人格で、さらっと変な事をいう彼。

「…そんなわけないでしょバカ」あたしは、修也を置いて、スタスタと公園から出た。

フッと笑って後から歩く修也。
歩幅が大きいからか、すぐに修也はあたしに追いついた。
そして意地悪そうに笑って一言。「凛檎、歩くの遅っ」

なっ…∑
「うるさいっ!!」
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