危険な彼にご用心!?
そして…
「ゃっ…」
修也の綺麗な顔が耳元に近づいてきたと思ったら、耳をペロッと舐めた。
「…シーッ」
また修也は楽しそうに、人差し指を唇にあてて“静かに”を表した。
「……っ///」
映画館が暗くてよかった。
きっと今あたし、耳も顔も真っ赤だ。
こんな、フェロモンたっぷりの彼はきっと…ううん絶対に、女の子にモテモテだ。


あたしは結局、映画が終わるまで彼の細い指と綺麗な唇に遊ばれた。
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