危険な彼にご用心!?
「とにかく…家まで送ってあげるよ」
「へ?…大丈夫です。すぐそこなんで」
「だめ。またナンパされたらどうすんの?」
「…………」
「ね?…家どこ?」
「…あっち…です」

結局送ってもらうハメに。

家につくと、坂谷修也が、メモを渡してきた。
「困ったら、いつでもメールして。電話も」
「………?」
「それじゃ♪」
言いたい事だけ言ってから、坂谷修也は帰って行った。

メモを開くと、坂谷修也の、おそらくケータイの電話番号とアドレスが書いてあった。
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