SADP



「!?」


急に腕を掴まれて
口を押さえられた。


「‥っざけんな」


私は空手でつちかった
腕で私を掴んだ相手を
回し蹴りした。



バタン!!



『痛っ』



ロッカーにぶつかりながら
倒れた私を掴まえたやつを見て
ア然とした。




「ソウ‥?」



そこにはさっき教室から
出て行った5人中の1人、
ソウがいた。




『‥ん?ああ』




え、ああじゃなくて‥ね?
何でソウが私を掴まえたのよ。




『‥来い』




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