SADP


『そう?
あんまり気にしないで?』


気にしないでって‥
みんなはいいかもしれないけど
睨まれている私はどうなるの!?

こんなんじゃ友達出来ないよ~


「‥あのー
1つ聞きたいことが」


『何です?』

ジロウくんが言った。



「学校の中では
私と行動しなくてもいいんじゃない?」



だって、学校には
生徒と先生しかいないし。



『‥それは無理な話だ。』

ジロウくんが言った。

「どうして?」


『カナさんを狙っている奴の息子が
この学校にいるらしい。』



息子!?


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