SADP




「えっ、え、え
む息子って」


『カナ、落ち着け』


息子が学校にいるってことは
私ずっと狙われっぱなしってこと!?


「どうしよ‥
学校ならトイレ行ったときとか、
もし1人になったときとか、
そのとき『カナ、』


グッとソウに腕を掴まれた。


「ソウ‥」


『大丈夫だから、
俺らは絶対におまえから
離れないから』



ソウはジッと私を見て言った。


「うん、」


そうだよね、みんなのこと
信じなきゃいけない。


『‥安心してください。』

ツカサくんが言った。

『私が犯人を見つけます。』

そう言ってパソコンを開いた。




< 23 / 74 >

この作品をシェア

pagetop