SADP
「えっ、え、え
む息子って」
『カナ、落ち着け』
息子が学校にいるってことは
私ずっと狙われっぱなしってこと!?
「どうしよ‥
学校ならトイレ行ったときとか、
もし1人になったときとか、
そのとき『カナ、』
グッとソウに腕を掴まれた。
「ソウ‥」
『大丈夫だから、
俺らは絶対におまえから
離れないから』
ソウはジッと私を見て言った。
「うん、」
そうだよね、みんなのこと
信じなきゃいけない。
『‥安心してください。』
ツカサくんが言った。
『私が犯人を見つけます。』
そう言ってパソコンを開いた。