SADP


うん、わかった。
わかったけど女子、
どんだけバカなのよーっ!!!!


「‥えーっと、じゃぁ
このクラスの女子は‥私だけ?」


『普通に考えたらそうなるでしょう。』

かわいらしい男の子の
隣にいたメガネをかけた
男の人がパソコンをいじり
ながら言った。



「そ、っか」



何か、ガッカリだな。
新しい友達出来ると思ってたのに。



『‥カナちゃん?』

かわいらしい男の子が、
また話しかけてきた。


「‥ん?」


『‥僕の名前はケイ。
よろしくね』

そう言って突き出された彼の手。



ズッキューンッ!!



な、何か、
猛烈に感動っ!!
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