SADP



『‥は?』

声がした方を見上げると
眉間にシワを寄せて
私を見て呆れた顔をする
ソウがいた。


「‥へ?」


するとカイくんが
誰かに電話を掛けて
『‥カナちゃん家集合。』
と伝えた。


なんか、みんな
顔が怖いんですけどぉ‥



私はソウの袖を
チョンチョンっと
引っ張った。


『‥はぁ〜
おまえさ、大事なことは
先に言えよ』



「‥大事なこと?」
< 40 / 74 >

この作品をシェア

pagetop