SADP


『俺らはおまえを守るんだぞ?
おまえが1人になったら
誰がおまえのこと守るんだよ?』

「えっとー‥自分?」


するとソウにポンっと
頭を叩かれて
『あほか。おまえじゃ勝てねーよ。』
と言われた。



『おまえが1人暮らしじゃなかったら
家族とかが守ってくれんだろ?
でもおまえはいま1人だから
守ってくれるやついねーじゃん。』


「‥でも、家まで悪い人来るかなぁ?」

なにより
私の家なんて知ってるの?

知っててもセキュリティー
とかで家には入って来れないじゃん。



『‥俺らが動くってことは
相当な相手なんだよ。
戦争にも成りかねない奴らだ。
そんな奴らは頭もいいし
何より強い。』



私、そんなすごい
相手に狙われてたんだ‥



『おまえ危機感なさすぎんだよ。』




「‥‥‥‥」
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