SADP



『あんまり
俺以外の奴に触れさせんなよ』

私はソウの真剣な目に
ドキッとした。

そして、ゆっくり
頷いた。

ソウ、これって
調子に乗っても
いいよね?

ソウも私と
同じ気持ちだって
信じていい?



『‥てか、大丈夫だから
言ってみろ、さっきのこと。』


「―――っ」

さっきのこと‥

携帯のメール、



『大丈夫だっつってんだろ?』

また震えだす私を
ソウは優しく抱きしめた。
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