Blood Smell
「冴ーー。暗幕持ってきてくれる?」
春奈が忙しく動き回りながら
顔だけこっちを向いて言った
「暗幕??どこから?」
私の質問に春奈はニヤリと微笑む
「どこって、分かるでしょ??」
「あっ!」
生物室だ…
ということは…
先生に会える!!
「行くぅぅ!」
私は笑顔で春奈に手を振った
そして駆け足で生物準備室へ向かう
羽が生えたかのように足が軽い
そして
ノックも軽い
「先生ー。」
がらっとドアを開けた
「あ。」
そこには学園長と先生が話していた
二人とも驚いたように私を見る
「あ、あの…暗幕を…。」
気まずさと恥ずかしさで口篭ってしまった
「はい。お話は伺っていますよ。
生物室のを持っていってください。
それから
ノックをしたら返事を待ってから開けるように。」
先生の視線が突き刺さる…
「すまみせん…。」
落ちこむ私を見て学園長はポンッと
私の肩に手を置いて豪快に笑った
「元気があってよろしい。
じゃ、修二。その件に関してはよろしくな。」
「生徒の前では先生をつけてくださいよ。」
先生の言葉を無視して学園長は出て行った
初めて話した
雲の上のような存在だったのに
あんなに気さくな人なんだ…
「まったく…。」
ため息交じりに先生が吐き捨てた
私は暗幕をはずすために椅子に登った
「パンツ見えますよ?」
「キャッ!!」
私はスカートを抑えた
「もう、先生!!」
「手伝います。」
春奈が忙しく動き回りながら
顔だけこっちを向いて言った
「暗幕??どこから?」
私の質問に春奈はニヤリと微笑む
「どこって、分かるでしょ??」
「あっ!」
生物室だ…
ということは…
先生に会える!!
「行くぅぅ!」
私は笑顔で春奈に手を振った
そして駆け足で生物準備室へ向かう
羽が生えたかのように足が軽い
そして
ノックも軽い
「先生ー。」
がらっとドアを開けた
「あ。」
そこには学園長と先生が話していた
二人とも驚いたように私を見る
「あ、あの…暗幕を…。」
気まずさと恥ずかしさで口篭ってしまった
「はい。お話は伺っていますよ。
生物室のを持っていってください。
それから
ノックをしたら返事を待ってから開けるように。」
先生の視線が突き刺さる…
「すまみせん…。」
落ちこむ私を見て学園長はポンッと
私の肩に手を置いて豪快に笑った
「元気があってよろしい。
じゃ、修二。その件に関してはよろしくな。」
「生徒の前では先生をつけてくださいよ。」
先生の言葉を無視して学園長は出て行った
初めて話した
雲の上のような存在だったのに
あんなに気さくな人なんだ…
「まったく…。」
ため息交じりに先生が吐き捨てた
私は暗幕をはずすために椅子に登った
「パンツ見えますよ?」
「キャッ!!」
私はスカートを抑えた
「もう、先生!!」
「手伝います。」