Blood Smell
目を逸らす私をわざと覗き込んで唇を奪う

そっと重ねて

一度離す

今度は強引に先生に唇を塞がれる

そして
捩じ込まれる冷たい舌



まるで
氷を舐めてるみたいに

私の中を冷やしていく


絡め合う唾液の音が部屋に響く

吐息が漏れて
苦しい声が上がった


それでも先生は私を責め立てた
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