彼女の日記



「藤波さん。邪魔」


急に誰かが私の背中を押した。


振り返るとそれは"私"だった。


「何?ジロジロ見ないでくれる?
キモいんですけど(笑)」


「何で私が…?」


「ついにボケちゃった?
私が?とか何言ってんの?
ちょうどさ、水持ってるから
あげるよ!!」


そういうと"私"が
私に水をぶっかけた。



「よっ!水もしたたるいい女」


そういうと"私"は笑いながら
裕美の元に向かった。



< 10 / 20 >

この作品をシェア

pagetop