彼女の日記



『楠木さん』


私は誰かに呼ばれ、
目を覚ました。


そこには藤波さんの姿が
あった。


「藤波さん!?」


クスクスと不気味に藤波さんは
笑った。


「私は莉子が書いた日記の
思入れから出来た残留思念」


……日記?



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