タカルコワの新婚旅行
「そろそろ帰ろうか」




タカルコワが促した。




二人はレストランを出た。




あたりはもう夜だった。




空には満月が輝いていた。




二人は駅に向かって黙って歩いた。




道路を街灯の光が照らしていた。




ふいにタカルコワが聞いた。
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