青春途上中〈4〉
「いや、祥太…あれは悪かったって」

「シノは、かわいいなぁ~」

唇を重ねる。
シノの顔を見ると仄かに頬が赤く染まっている。

「今日は、5回で許してあげるから覚悟しててね」

「ちょっ!昨日、しただろ!?」

祥太は、少し考えて満面な笑顔で篠原に視線を向ける。

「王子様は、お姫様を満足させたいから昨日なんて覚えてないなぁ~」

今日は、松橋の家に泊まろうと決意した。



●end……………●




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