青春途上中〈4〉
周りに人が呻きながら踞っている。

そこに金髪の男が、背筋が凍る目で男を殴り続けている。

松橋は、殴られていた男を放り投げて金髪の男の胸ぐらを掴んでいた。

「何で、てめぇが来てんだ!」

「ああ!?簡単に拉致られてんじゃねぇぞ!」

「誰のせいだと思ってんだ」

「知るか!!!てめぇを傷付けていいのは俺だけで十分なんだよ」

「ぶっころすぞ!!
勝手な事、言ってんじゃねぇ!」







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