青春途上中〈4〉
「お前、あんま丈夫じゃねぇんだから無理すんな」
「うん。シノに逢いたくなったんだもん」
「で、傘持ってきてくれたんじゃねぇのか?」
「え?うん。これ」
指差す方に視線を移す。
祥太が使っている傘だ。
まさかとは思うが…祥太の考える事だ。
今、俺が思っている答えが正解だろう。
「相合い傘しようね~」
篠原は祥太の隣に並んで傘を持った。
祥太には濡れないように篠原は半分濡れていた。
「シノー!大好きー!」
「…ここ、外な」
●end……………●
「うん。シノに逢いたくなったんだもん」
「で、傘持ってきてくれたんじゃねぇのか?」
「え?うん。これ」
指差す方に視線を移す。
祥太が使っている傘だ。
まさかとは思うが…祥太の考える事だ。
今、俺が思っている答えが正解だろう。
「相合い傘しようね~」
篠原は祥太の隣に並んで傘を持った。
祥太には濡れないように篠原は半分濡れていた。
「シノー!大好きー!」
「…ここ、外な」
●end……………●