革命小戦士
長州小人は、小川を、手で押した。小川は、三歩ほど後退した。

さすがは長州小人。小人でも長州だ。しかし長引かせては、マズイ。

僕は、ポケットから輪ゴムを、出すと人差し指と親指で広げたままカウンターの長州小人の後ろに置いた。

「あ~マサさんありがとう。行けって事ですね。」

僕の名前は、正美だが長州小人は、マサさんと必ず呼んだ。
おそらくネットで調べた所マサ斎藤の事だろうと最近気づいた。
長州小人は、長州小人なりに正美をマサと呼ぶ事で闘志を燃やしているのだろう。
行けと言わずともこのままだと大変な事になるから僕は、長州小人に行けと言った。

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