人心は、木漏れ日に似る
相変わらず、サワと将樹は、脇目もふらずに雑談に夢中。

雑談の随所に、みかげの笑顔のツッコミが入る。

平子とほのみは、大人しく後ろを歩いていた。

海里は、地図を片手に、最初よりは幾分和らいだ表情で、先頭を歩く。


海里の表情を除けば、皆、ばかばかしい程、最初と変わらなかった。



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