この作品は、人の光の部分と影の部分を表した作品です。
主人公の海里は、人嫌いで、人の影の部分ばかりを見てきた。
私たちも生きていくなか、そんな場面に出くわしている。
だけど、影ばかりを見るのではなく、光と影を合わせて見ていく。
その人の影の部分だけを見て、“嫌いだな”と決めつけない。
そうしないと、私たちは互いを嫌い続けることになる。
共感できるリアルな心情描写や、情景描写も丁寧でストレートに伝わってきます。
人間関係に悩んでいる人、友達の付き合いに戸惑っている人、是非この作品を読んでみて下さい。
この作品を読み終えた時、貴方が人に対する考え方が変わるかもしれません。