あの日
第6章
俺は聖堂高校に進学し、野球をしていた。
 あれから俺は考えた・・・そして野球を続けることに決めた。
 「おい、そこの1年!!」
 野太い声がグランド中に響く
「はーい」
なんとなく返事をする。
「なんだその返事は!!」
この人は藤堂政俊、聖堂高校野球部3年副キャプテンだ。
「すんませーん」
「うごーーーー!!」
「まあまあ、藤堂そんな熱くなるな」
 藤堂とは違ったやさしい包み込むような声が聞こえた。
 聖堂高校3年切田闘馬、聖堂高校のキャプテンだ。
 「でもよー闘馬、こいつが」
 「木座希も一応先輩なんだから、一応敬語つかっとけ。」
 「へーい」
 「闘馬一応って・・・」
 「まあいいだろ」
 「そうだ、木座希投げてみろよ」
 「いいんですか?」
 「ああ」
 「ありがとうございます、おーい幸次受けてくれ」
 「りょうかーい」 
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