Dear My Angel
「テツくん…!」




香澄と似た声がした……。

見ると、香澄の姉・綾女が小さな女の子2人と墓の前に立っていた。



「綾女さん…お久しぶりです…。その子達は…?」


「…あっ、この子達は…香恋と亜澄。4歳なの…」


「こんにちは!」


可愛らしい2人の女の子だった。


綾女は、優しい笑顔で呼んだ。



「恵ちゃん達も…おいで。…香澄が待ってるわ…」
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