Dear My Angel
「綾女さん…その事は香澄の事なんですか…?」



綾女の鋭い顔に、テツの心は押し潰されそうな感覚を覚えた……。



「昨夜…私の旦那さんにも相談した。彼は…テツくんに話す事を承知してくれたし、あとは私の心次第って言われたから…。それで今日のテツくんを見て、決心したの。…驚かずに聞いてほしいんだ……」




テツには、綾女の言っている事がイマイチわからなかったが、重要な事だというのはわかった。
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